お墓の改修工事は大変です。
階段部分が下がっていて石積みの目地が所々切れていました。
解体してみると、階段下部にあるはずの基礎が全くありません。
これでは凍みで沈下し下がってしまうわけです。
多くの迦陵塔改修をしてきましたが、ここまでの手抜き工事は初めてです。 墓石に鉄筋を入れてあるということだったんですが、芯棒も全く入っておりません。
建立後３年くらいから症状はでてたようですが、この業者はもう少し症状が悪くなってから直すと言って３０年が経過してしまったようです。
これだけ年月が経過すると、保証もしてくれないということで、お施主さんは頭を抱え当社に連絡を頂きました。
この工事に関しては当時施工した業者との相見積もりになりましたが当社が受注することになりました。先方が必死になる意味が解ったような気がします。
当時の作りでも凍害で傷んだお墓はたくさんございます。昭和３０年代から平成初期に造られたお墓は凍害に弱く、近年改修工事が増えています。 当社ではこれらのお墓を耐寒施工に変更する工事をお勧めしております。
お気軽にご相談ください。
